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マンションに室内窓を取り付ける！メリットや注意点、費用目安を解説

2022年2月14日

マンションに室内窓を取り付けることで、空間が広く見えたり、窓がない部屋にも採光できるようになったりします。その他にもどのようなメリットがあるのか、また、注意点について見ていきましょう。費用の目安も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

マンションに室内窓を取り付ける5つのメリット

窓は外に向かって取り付けることが一般的です。窓を取り付けることで、日の光を採り入れたり、空気の入れ替えができるようになったりします。

室内窓とは、部屋と部屋の間の壁や、廊下と部屋の間の壁に取り付ける窓のことです。マンションに室内窓を取り付けることで、次のようなメリットを得られるでしょう。

1. 窓のない部屋も明るくなる
2. 開放感が生まれる
3. 部屋のアクセントになりおしゃれさがUPする
4. 風通しが良くなる
5. 家族の繋がりを感じられる

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

1.窓のない部屋も明るくなる
窓のない部屋と窓のある部屋の間に室内窓を取り付ければ、窓のない部屋も採光ができ、明るくなります。今まで納戸にしか使用できなかった部屋も、明るくなることで子ども部屋や書斎として活用できるようになるでしょう。
また、窓のある部屋と廊下の間の壁に室内窓を取り付ければ、暗くなりがちな廊下も明るくなります。椅子を一脚置けば、くつろぎスペースの誕生です。

2.開放感が生まれる
室内窓を取り付けることで、隣の空間と繋がり、開放感が生まれます。狭い部屋でも奥行きが生まれるため、閉塞感がなくなり、ゆったりとした気分で過ごせるでしょう。
広々と見せたいときは窓を解放し、プライベートな時間を過ごしたいときには窓を閉めるというように、気分や状況に合わせて部屋をアレンジできるのも室内窓の魅力です。

3.部屋のアクセントになりおしゃれさがUPする
壁は面積が広いので、何かアクセントをつけないと部屋全体が単調で寂しく見えることがあります。壁に絵やポスターを飾ってアクセントをつけることもできますが、外したときに跡が残ることもあるので、ためらう方も多いでしょう。
室内窓を取り付ければ部屋のアクセントとなり、おしゃれさがUPします。カーテンを取り換えれば簡単に部屋の雰囲気を変えることもでき、より変化に富んだ素敵な空間になるでしょう。

4.風通しが良くなる
通常、角部屋以外は窓が一方向しか取り付けられないので、換気しづらく感じることもあるでしょう。部屋が狭いとにおいもこもるので、いつまでも食べ物のにおいが残ってしまうこともあります。
しかし、室内窓を取り付ければ、隣の部屋や廊下に空気が抜けるので、風通しの良い部屋になるでしょう。こまめに換気ができるので、石油ヒーターなどを使うことがある場合にもおすすめです。

5.家族の繋がりを感じられる
個室で過ごす時間が増えると、家族と過ごす時間は減ってしまいます。とはいえ、リモートワークや勉強などをするときは、個室を閉め切るほうが作業効率は上がるでしょう。
個室で過ごしつつ家族との繋がりも重視したいという方は、室内窓を検討してみてはいかがでしょうか。個室に居ながらにして家族の気配を感じることができ、より一層充実した時間を過ごせるようになります。

マンションに室内窓を取り付ける際の注意点

部屋が明るくなる、風通しが良くなる、家族との繋がりを感じられるなどメリットの多い室内窓ですが、注意すべきポイントもあります。特に注意したい点としては、次の2つが挙げられるでしょう。

●プライベートが確保できない
●隣室の音が気になる

それぞれのポイントになぜ注意すべきか、また、どのような対処策を講じられるのか詳しく解説します。

●プライベートが確保できない
室内窓を取り付けると、廊下や隣室から室内が見えるようになります。プライベートが確保できなくなり、過ごしづらく感じるかもしれません。また、夜遅くまで照明をつけていると、隣室に明かりが漏れ、家族の睡眠を阻害する恐れもあります。
プライベートの確保が気になる方は、室内窓にカーテンやブラインドをつけてみてはいかがでしょうか。また、カーテンやブラインドを取り付けたくない場合は、すりガラスやデザイン入りのガラスを選ぶことも検討してみましょう。明かりが気になる方であれば、窓枠よりも大きな遮光カーテンをつけることで問題が解決できるかもしれません。

●隣室の音が気になる
窓は壁と比べて遮音性が低いため、隣室の音が気になるかもしれません。リモートワークや勉強用の部屋とリビングの間に室内窓がある場合、音が気になって、作業に集中できない恐れがあります。音は気になるけれども室内窓を取り付けたいときには、費用は高額になりますが、ペアガラスや二重サッシを検討することで遮音性を高めてみてはいかがでしょうか。

室内窓に関するQ&A

室内窓を検討している方が抱きがちな疑問としては、次の3つが挙げられます。

● 廊下にも取り付けられる？
● 取り付けられない場所はある？
● 費用相場は？

それぞれの疑問に対する答えを紹介します。ぜひ参考にして、疑問を解消しておきましょう。

なお、工事を依頼する業者によっては、施工可否の基準や費用相場が異なることもあります。

Q.廊下にも取り付けられる？

廊下に室内窓を取り付けることは可能です。ただし、窓の外側が室内であること、窓を取り付けることで強度面や構造上の不具合が生じないことが条件となります。まずは業者に相談し、室内窓の取り付けが可能か尋ねてみましょう。

室内窓を取り付けることで、暗くなりがちな廊下が明るくなることもあります。廊下であれば明かりが漏れても家族の睡眠を邪魔しにくいので、夜更かしすることが多い方も室内窓を取り付けやすいでしょう。

Q.取り付けられない場所はある？

室内窓は、柱の部分や筋交いの部分には取り付けが難しいこともあります。壁に穴を開けることで建物の強度が下がるケースもあるので、大きさや素材などに制限を受ける可能性もあるでしょう。

いくつかの業者に相談し、構造上問題が生じない場所を選んでから室内窓を取り付けることが必要です。また、専有部分の工事をするときには管理会社への申請が必須となっている場合が多いので、申請して許可を得てから工事を始めましょう。

Q.費用相場は？

Q.費用相場は？
室内窓を設置する費用相場は、窓の大きさやガラス・枠の素材によっても異なります。ガラスをはめ込む方式の場合は7万円～、開閉式は15万円～が相場です。

ただし、人がくぐれるほどの大きな窓を設置する場合は60万円以上かかることもあります。また、業者によっても費用が変わるので、いくつかの業者から見積もりを取って比較するようにしましょう。

マンションのリノベならM+（エムプラス）へご相談を

室内窓を取り付けることで、部屋が明るくなったり風通しが良くなったりすることがあります。また、家族とのつながりを感じられる空間を作れるでしょう。しかし、すべてのマンションにおいて室内窓を取り付けられるわけではなく、また、取り付けても元々日当たりが良くない場合には、明るさはあまり改善されない可能性があります。

部屋の明るさを向上させたいときは、室内窓も含めたリノベーションを検討してみましょう。札幌市のinZONE（インゾーネ）の住宅カウンターにあるM+（エムプラス）では、お客さまのお悩みを解決するリノベーションをご提案しております。ぜひM+にお気軽にご相談ください。