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札幌市の中古マンションで防音室をつける方法とは?音楽好き必見です
札幌市内で防音室付き物件を探している方は、中古マンションを購入してリノベする方法があります。リノベは自由度が高く、音楽や映画鑑賞が趣味の方にもおすすめです。
マンションで楽器を演奏する際のポイントや、札幌市内の中古マンションで防音室を設置する方法を紹介します。
中古マンションでは防音対策が大切
戸建てもマンションも、物件が古ければ古いほど赤ちゃんの泣き声や子どもがはしゃぐ時の足音、ドアを開閉する際の音といった生活音が周囲に漏れやすくなります。中古マンションを購入する際には、近隣住民とのトラブルを未然に防ぐべく防音対策を講じることが大切です。
ここでは、自分でできる床や壁の防音対策について解説していきます。
自分でできる床の防音対策
子どもが走り回ったり、飛び跳ねたりする際に階下の住民に迷惑をかけていないか気になる方は、まずDIYによる床の防音を検討しましょう。床の防音対策として、防音カーペットを床に敷くという方法があります。
防音カーペットを選ぶ際には、日常生活で発生する音の遮音性(L値)を比較することがポイントです。L値は防音効果が小さいものから順に、△LL-3、△LL-4、△LL-5、△LL-6と分けられています。
自分でできる壁の防音対策
話し声やオーディオの音、楽器の演奏音が隣の世帯に響いていないか気になる場合は、DIYによる壁の防音を検討しましょう。
壁の防音対策として、壁一面に吸音シートを貼るという方法があります。予算の都合から一面が難しい場合は、特に音が伝わりそうな部分に貼るだけでも効果的です。
また、本棚や家具を壁沿いに置くようにすれば、費用をかけずに防音対策を取れます。
マンションで楽器を演奏できる?
政府が5年毎に実施している「社会生活基本調査」によると、札幌大都市圏で趣味で楽器演奏すると回答した人(10歳以上)の割合は10.4%に及びます。自宅のマンションでも気兼ねなく楽器を演奏したいと考えている人も少なくないでしょう。
マンションでも楽器演奏は可能ですが、マンションの規約を確認する、近所トラブルに注意するなどの点に注意してください。
出典:政府統計の総合窓口(e-stat)「平成28年社会生活基本調査ー男女、趣味・娯楽の種類別行動者率(10歳以上)-14地域、11大都市圏・11大都市圏以外、都市階級」
まずはマンションの規約を確認する
住民の快適な生活を維持するため、各マンションで共用部分の範囲や使用方法、管理組合運営の必要事項などを定めた管理規約を設けています。マンションで楽器を演奏したいという方は、現在住んでいる物件やこれから住もうとしている物件の規約を確認しておきましょう。
もし規約で禁じられていれば、一切楽器を演奏できません。
近所トラブルにも注意する
管理規約で禁じられていないからといって、自分の思うがままに演奏できるわけではありません。マナーを守らないことで、近所トラブルにつながる可能性もあるため十分に注意しましょう。
具体的に、演奏が早朝や深夜など多くの人が寝ている時間ではないか、演奏の音が大きすぎないかなどといった点に配慮することが大切です。
札幌市内で防音室設置物件を選ぶ
高級マンションを中心に、音漏れや振動を抑える構造になっている物件があります。特に、防音室を備えたマンションに住めば、周囲を気にせず自分の好きな時間に演奏したり、大迫力の画面で映画やスポーツを鑑賞したりできるでしょう。
札幌市内で演奏できる物件を探す際には、24時間演奏可、防音室ありなどの条件を不動産業者に伝えることが大切です。
中古マンションに防音室を設置する3つの方法
札幌市内の自分が希望するエリアで、防音室が設置された物件をすぐに見つけられるとは限りません。お気に入りの防音室設置物件が見つからない場合には、自分で設置するという方法もあります。
防音室を設置するための具体的な方法は、以下の通りです。
一室リノベーションする
吸音材や遮音シートで工夫する
組み立て式の防音室を設置する
3つの方法について、詳しく解説していきます。
1. 一室リノベーションする
居住する部屋の一室丸ごとリノベーションすれば、レコードスタジオや学校の音楽室のように大きい音を出しても外に漏れない空間を作り出せます。老朽化や故障した部分を修復するリフォームに対し、リノベーションとは新たな機能や価値を付け加えることです。
リノベーションで防音室を設置する際のポイントについては、後ほど詳しく解説します。
2. 吸音材や遮音シートで工夫する
一室リノベーションして防音室を作る予算がない場合には、壁の厚み(壁厚)を増やして防音素材を入れ、防音室に類似した状態にすることもできます。吸音材や遮音シートなどが防音素材の具体例です。
ただし、あくまで簡易的なものであることから、大きめの音で演奏してしまうと、音が漏れて周囲に迷惑をかけるおそれがある点に注意しましょう。
3. 組み立て式の防音室を設置する
各メーカーから販売されている組み立て式の防音室を設置するという方法もあります。この方法の場合、一室リノベーションをする場合に比べて費用や手間を軽減できる点がメリットです。
ただし、部屋の中にさらに部屋を作ることになるため、広々とした空間で音響にもこだわりたい場合は、一室リノベーションする方法を選んだ方がよいでしょう。
リノベで中古マンションに防音室を設置しよう
一室リノベーション(リノベ)して防音室を設置する場合、中古マンションを購入してからのリノベがおすすめです。中古マンション購入後にリノベすることで、新築マンションよりもコストを抑えられる点、新築マンションより物件数が多いため選択肢が広がる点などのメリットがあります。
ここでは、リノベーションによる防音室設置がおすすめの人や設置時の注意点などについて確認していきましょう。
防音室設置がおすすめな人
ここまで説明してきた通り、防音室設置は自宅で楽器を演奏したいという方や、思う存分映画鑑賞を楽しみたいという方におすすめです。
リノベーションして本格的な防音室を設置すれば、今までかかっていたスタジオのレンタル費用や移動費、映画鑑賞料金を節約できます。
また、YouTubeのような動画配信をする機会が多い方にもおすすめです。防音室があれば、撮影する動画に家庭の生活音が紛れ込むことや、家族が映り込むことを心配する必要がありません。
防音室設置時の注意点
マンションによって、管理規約でリフォームやリノベーションができないケースがあります。防音室設置を前提としている場合は、規約上問題ないか必ず事前に確認しておきましょう。
また、リノベーションは業者や金額などによっても大きく異なります。リノベーションしてから後悔することのないように、あらかじめ自分がどのような防音室にしたいのかイメージしておくことが大切です。
防音室設置にかかる期間や費用
防音室設置の規模によって、リノベーションの期間が異なります。一般的には、1〜3週間が防音室設置のリノベーションの作業にかかる目安です。防音室設置だけでなく、間取りや内装も含めて設備を一新(フルリノベーション)するのであれば、数ヶ月の作業期間がかかります。
リノベーションで防音室設置にかかる費用の目安は、200〜300万円です。より高精度での防音を目指すのであれば、500万円を超えるケースもあります。
札幌市の中古マンションを購入して防音室設置
マンションで楽器を演奏する際は、マンションの規約を確認して近隣住民に配慮しなければなりません。中古マンションを購入してからリノベーションで防音室を設置すれば、自宅で好きな時に好きなだけ演奏可能です。
M+(エムプラス)では、オーナー様が気兼ねなく毎日歌のレッスンができるように、中古マンションをリノベーションして防音室を設置した事例があります。
札幌市内で中古マンションを購入してリノベーションすることを検討中の方は、inZONE(インゾーネ)の住宅カウンターにあるM+まで気軽にご相談ください。
この記事の著者
M+ アドバイザー
赤間 純一
マンションリノベーションを通してインテリアを含めた空間作りのお手伝いをしています。inZONEのショップスタッフとしての勤務歴があるので、インテリアに詳しいです。
休日はサウナやアウトドアを楽しんでいます。
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