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ペット共生型マンションで愛犬・愛猫と暮らす!それ以外の方法も紹介
ペット共生型マンションなら、ペットも飼い主も快適に住めます。ただし、まだ供給が多くないため、札幌で探そうとしてもなかなか理想の物件は見つけにくいでしょう。
本記事ではペット共生型マンションの概要や、ペット可マンションをリノベして快適に過ごす方法も紹介します。
マンションでペットを飼う際注意すべき3点
ペットを飼育すると、生活が規則的になったり、ストレス軽減につながったりするといわれています。
内閣府による世論調査で、ペットを飼育することで飼い主または周囲の人の生活にどのような影響を与えるか尋ねたところ、最も多い回答は「生活に潤いや安らぎが生まれる」(75.1%)でした。
出典:内閣府「令和元年度 環境問題に関する世論調査」
その一方で、ペットを飼う際に注意しなければならない点がいくつかあります。マンションで飼う際の注意点は以下3つです。
- 規約でペット禁止の可能性がある
- ペットOKの賃貸は家賃が高い傾向にある
- 近隣住民とのトラブルにつながりうる
それぞれ確認していきましょう。
1. 規約でペット禁止の可能性がある
各マンションで、「マンション規約(管理規約)」が設けられています。規約でペットが禁じられている場合、居住するマンションで飼うことができません。
「ペット相談」や「ペット可」となっていれば、マンションでペットを飼える可能性があります。ただし、この場合でも中型・大型犬や猫は飼うことができないことがあるため注意しましょう。
2. ペットOKの賃貸は家賃が高い傾向にある
分譲ではなく賃貸物件に住む予定の方は、ペットOKのマンションは家賃が高い傾向にある点をあらかじめ理解しておきましょう。ペットを飼うことで室内に傷やにおいがつくおそれがある点が、ペット不可物件に比べて家賃が高くなる理由です。
また、ペットが室内に傷をつけたことで、原状回復費用を請求される可能性もあります。
3. 近隣住民とのトラブルにつながりうる
ペット可物件であっても、行動次第で近隣住民とトラブルにつながることがあります。主なトラブル事例は、ペットのにおいが発生する、足音や鳴き声がうるさい、共有スペースを汚してしまうなどです。
近隣住民と良好な関係を保つためにも、ペット飼育におけるルールやマナーを忘れないようにしましょう。また、入居前に近隣住民に挨拶しておくことも大切です。
ペット共生型で愛犬・愛猫と快適に暮らす
近年、分譲も賃貸もペット共生型(同居型)のマンションが増えています。ペット共生型のマンションを選べば、愛犬・愛猫と快適に暮らせるでしょう。
ここでは、ペット共生型マンションとはどのような物件なのか、相談可との違いを交えつつ解説します。具体的なメリットについても説明するため、物件選びの参考にしてください。
ペット共生型マンションとは
ペット共生型マンションとは、入居者がペットと住むことを前提とした物件のことです。ペットが苦手な人は基本的に入居していない点や、マンションの共有部分や専有部分にペット向けの設備やサービスがある点が主な特徴として挙げられます。
ペット共生型マンションは、飼い主にとってもペットにとっても住みやすい物件といえるでしょう。
相談可と共生型の違い
どちらもマンションでペットを飼えるため、相談可(ペット相談・ペット可)とペット共生型マンションを混同しやすいかもしれません。
あくまでペットを飼える物件のため、相談可にはペットを飼わない住民も一定数存在するのに対し、共生型マンションでは基本的にほとんどの住民がペットを飼育している点が主な違いとして挙げられます。
ペット共生型に住むメリット
ペット共生型マンションの住民は愛犬家・愛猫家のため、相手のペットの鳴き声や足音に対しても寛容な場合が多いでしょう。そのため、ペット関連でのトラブルが起きにくい点がメリットです。
また、お互いが抱えるペットの悩みについても相談しやすいでしょう。さらに、ペット向けの設備やサービスが整っているため、飼い主もペットもストレスを軽減できる点がメリットです。
ペット共生型マンションにある設備例
マンションには、共有部分と専有部分が存在します。専有部分はコンクリートで区画された住宅の内側のことで、共有部分はそれ以外の部分でマンション所有者全員で共有する部分のことです。
ペット共生型マンションには、共有部分にも専有部分(各部屋)にも便利な設備があります。それぞれに備わる設備の具体例を確認していきましょう。
共有部分にある設備の例
ペット共生型マンションの共有部分にある設備の代表例は以下の通りです。
- シャンプーやブラッシングが可能なグルーミングルーム
- 排泄物を捨てるための汚物ダスト
- エレベーターでペットが乗車していることがわかるサイン
- ペットの足の洗い場
- ドッグラン
足の洗い場があると散歩後に汚れたペットの足を洗えるため、共有部分を汚す心配も不要です。また、ドッグランがあれば、悪天候が続き散歩が難しい時でもペットの運動不足を解消できます。
各部屋にある設備の例
ペット共生型マンションの各部屋(専有部分)にある設備の代表例は以下の通りです。
- 空気清浄機能
- 愛犬の飛び出しを防ぐドッグフェンス
- 愛猫の立体運動をうながすキャットウォーク
- 滑りにくく、傷つきにくい床
そのほか、ペットに汚されても対応しやすいように張り替えやすいクロスが貼られていることも少なくありません。また、においがつきにくいペット対応になっている点もありがたいポイントです。
ペット可中古マンションをリノベする方法もある
ペット共生型マンションへの入居にはさまざまなメリットがある一方、物件数がまだ少ない、賃貸の場合家賃が高くなりがちといった点がデメリットです。そこで、ペット可の中古マンションを購入して、リノベーションする方法も検討しましょう。
愛犬や愛猫と一緒に暮らすためにペット可中古マンションをリノベーションすると、以下のメリットが期待できます。
- 飼い主もペットも過ごしやすい空間を実現する
- 中古マンション購入で費用を抑えられる
- 好きなエリアから物件を見つけやすい
それぞれ詳しくみていきましょう。
飼い主もペットも過ごしやすい空間を実現する
リフォームとは、故障した部分を修復することや老朽化した部分を新しくする工事のことです。一方、リノベーションとは、既存の住宅に新たな価値を加えるために改装工事をおこなうことを指します。
リノベーションでは、自分好みの間取りやデザインにできる点がメリットです。そのため、自分にとって便利なだけでなく、愛犬・愛猫が暮らしやすいような空間を実現することができます。
中古マンション購入で費用を抑えられる
住宅金融支援機構の調査によると、首都圏・近畿圏・東海圏以外の地域のマンション購入平均資金が3,844万円に対し、同地域の中古マンション購入平均資金は2,369万円でした。
出典:住宅金融支援機構「2020年度 フラット35利用者調査」
つまり、リノベーション費用が1,000万円だったとしても、中古マンション購入後にリノベーションした方が新築マンションを購入するよりも安いことになります。
好きなエリアから物件を見つけやすい
新築マンションに比べて、中古マンションは物件数が多いです。その分選択肢が多いことになるため、自分が住みたいエリアからペット可になっている希望物件を見つけやすいでしょう。
札幌市内の場合、地下鉄側のアクセスが良いところや人気の円山エリアなどで大切なペットと快適な生活を送ることも可能になるかもしれません。
札幌でマンションをリノベしてペットと住む
規約で禁じられていれば、マンションでペットを飼うことはできません。その点、ペット共生型マンションであれば、ペットと一緒に入居できる上、ほとんどの住民が愛犬家・愛猫家であることがメリットです。
ただし、ペット共生型マンションはまだ物件数が少ないため、希望エリアで良い物件が見つからない可能性があります。そこでおすすめなのが、ペット可の中古マンションを購入してからリノベーションするという方法です。
M+(エムプラス)では、ペットも人も住みやすいリノベーション事例があります。札幌市内でペットと快適に暮らすため、中古マンションを購入してリノベーションすることを検討中の方は、The JOHNSON STORE(ジョンソンストア)二階のM+カウンターまで気軽にご相談ください。
この記事の著者
M+ アドバイザー
赤間 純一
マンションリノベーションを通してインテリアを含めた空間作りのお手伝いをしています。inZONEのショップスタッフとしての勤務歴があるので、インテリアに詳しいです。
休日はサウナやアウトドアを楽しんでいます。
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