札幌市白石区 T様
「暮らし」は家という箱だけじゃなく、
家具や趣味までぜんぶ含めて成り立つもの。
入居して3年が経ち、
「非日常」が「日常」に。
家に来た人は誰もがビッグサイズのペニンシュラキッチンに目を奪われるに違いない。壁はダークブルーのクロス、お酒のボトルがずらりと並び、コンクリートあらわしの天井にはスポットライトが設置されている。まるでオシャレなバーのよう。ご主人はその狙いをこう話す。
「たくさん友人を呼んでホームパーティーしたいね、というのがコンセプトでした。3年前の入居直後のころは大人数で集まって、キッチンにビールサーバーを設置して飲み会したりしてましたね」
ところが、間もなくやってきたコロナ禍。人を気軽に呼べない期間がしばらく続いた。
「最近ようやくごく少人数ですが、人を招くようになったんです。すると初めてうちに来た人が『ここ家じゃないみたい』と驚くので、それを見てハッとしたというか。僕らはもうすっかり慣れちゃったけど、そういえば『非日常』的な家にしたかったんだと、あらためて思い出しました」
いつも家族の真ん中にあるのは、
大きくてオープンなキッチン。
コロナ禍で外出しづらい時期は、お子さんと家族3人、おうち時間を工夫して楽しんだ。
たとえば映画。壁掛けの大型テレビの正面にソファを移動し、ポップコーンとコーラを用意して、照明を落として映画館気分を楽しんだり。
奥様がキッチンに立っているときは、ご主人がキッチンをはさんだ正面にイスを移して、居酒屋のカウンターのようにくつろいだり。
燻製づくりにはまって、フライパンにチップを入れて手羽先やチーズや枝豆をあつあつの燻製に仕上げたり。
奥様とお子さんが横に並んで料理をすることもあれば、ご主人がスパイスの調合からこだわってカレーをつくることも。娘さんが「父ちゃんのつくるスパイスカレーが大好き」と絶賛するまで腕を上げた。
とにかく暮らしの中心は常にこの大きなキッチン。家族が自然に集い、会話を交わし、おいしく食べ、楽しく笑う場所になっている。
趣味も思いっきり。
冬キャンプも楽しむ本格派。
二人の趣味はキャンプ。入居後に車を買い換え、荷物をたっぷり積めるようになったことから、最近は冬にもキャンプを楽しむようになった。
「薪ストーブが使える大きなテントを買ったんです。湯たんぽと白金カイロも用意して。薪ストーブでピザを焼いたり、お鍋をしたり。夏は友達を誘うことが多いけど、冬は装備が特別だから家族だけで行くことが多いかな」
玄関横に広い土間をつくったのも、キャンプ道具を収納する場所がほしいから。ご主人は靴をいちいち脱がずに出し入れができるところが気に入っているという。
「大胆というか大ざっぱなんですよね、僕ら二人とも。『いい』と思ったものは即決するけど、反面、細かいことは苦手というか。だから楽をして生活の質を保てる住まいがサブコンセプトでした」とご主人。入居後も、玄関で重い荷物を持ったまま鍵を探さなくてもいいように玄関ドアにスマートキーを設置したり、お子さんが留守番するときに見守れるようペットカメラを取り付けたり、暮らしやすさのバージョンアップを図っている。
M+が新しい出会いを
広げてくれるきっかけに。
Tさんファミリーは、M+が開催するワークショップやイベントにも積極的に参加する。
「日本酒を楽しむ会とか、スパイスの講習とか、DIYのテーブルづくりとか。あと、無料招待で初めて見たレバンガ北海道の試合も面白かった。折茂さんと子どもたちのミニゲームみたいのに娘も参加させてもらって、バスケが好きになったみたいです」と奥様。ご主人も言葉をこう続ける。
「M+は入居後も自分たちの守備範囲にない、新しいコンテンツを提供してくれるから刺激になる。家という箱をつくるだけじゃなく、家具や趣味も含めて暮らしの提案をしてくれる。そこがM+のいいところだと思います」
コロナ禍はまだ収束しないが、これまで中止になっていたイベントが徐々に再開されるようになり、明るい兆しが見えてきた。Tさんご夫婦がリノベーションの時に思い描いた「人の集まる家」が本当に実現するのは、これからなのかもしれない。
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