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ピラティスで、
骨格から美しく
「暮らしが変わる、私が変わる」をテーマに、
新しい自分に出会える、感性が磨かれる、毎日を楽しめる、
そんなきっかけをご紹介するM+のコラム。
今回は営業の髙橋裕輔が「ピラティススタジオM」にお邪魔して
インストラクターの東海林 舞さんにレッスンをお願いしました。
同僚の木野下がピラティスに通っているというので興味を持ちました。
実際に体験してもらったほうが分かると思うから、まずはポールを使って筋肉と関節まわりを少しほぐしましょうか。
コロコロですね!僕、自宅でも筋膜リリースのポールを使ってますよ。あれ…楽勝だと思ったのに…痛い。
身体が硬すぎる人は最初あんまり痛くないんです。表面のコリがとれてきて、深部に入ってくるときに痛くなる。
あー、めっちゃ痛い!足とれそう!
10人中8人は痛がります。でも週1で3〜4回やれば痛くなくなりますよ。
身体をほぐしてから通常はマットワークに入るんですけど。その前に身体の動きやクセをチェックしましょうか。髙橋くんは運動してるの?
ジムには行っているんです、お風呂入りに。昨日も行って、少し筋トレをやってきました。
男の人はウエイトトレーニングでアウターマッスルを鍛えるじゃないですか。柔軟性を高めるピラティスとは、身体の使い方が全く違うんです。いま、どこか調子の悪いところはありますか?
体重が増えたせいか、最近、腰が痛くなって。
身体にはどこかが動かなくなると、代わりに違うところが動く代償作業があるので、動く部分に負荷がかかる。正しい身体の使い方を取り戻すのがピラティスです。
サッカーの長友佑都選手が体幹トレーニングしてますよね。あれもピラティスですか?
ベースはピラティスです。アメリカではアメフトやバスケの選手も取り入れていますよ。身体を自分で意識的にコントロールできるようになるので、ケガをしづらくなります。テニスの伊達公子やゴルフのタイガー・ウッズもピラティスに取り組んでいるそうです。
ピラティスはアメリカで始まったんですか?
1920年代にドイツの従軍看護師ジョセフ・ピラティスという人が考案したエクササイズです。もともとは負傷兵のためのリハビリでした。「10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回で身体のすべてが変わる」と言われています。
インナーマッスルを鍛えるんですよね。
正しい骨格を整え、骨格のまわりにある深い筋肉をアクティブにします。なので、体重はあまり意識しません。意識するのはフォルム。体重は変わらなくても、ウエストが締まったり、O脚が治ったり、やせて見えるようになりますよ。
体重を落とさなくても?
背中が丸くなってると、背中が大きく見える。でも、きちんとした姿勢だと背中は小さくなる。自分は前しか見えないけれど、後ろ姿が変わるとやせてみえるんです。
ところで「ピラティススタジオM」の名称、「M+」と似てますね。
私の名前が「舞」なのでイニシャルでいいか、とつけたんですが(笑)。ほか2人のインストラクターも倫子(みちこ)に真衣(まい)なので、みんなMなんですよね。
スタジオの内装もステキです。
ティファニー・ブルーの壁にしたくて、色をつくってもらって自分たちで塗りました。いまはテナントビルですけど、将来的には1階がスタジオで2階が自宅というのが夢ですね。
「西18丁目」駅からすぐだから、地下鉄沿線の人は通いやすいですよね。
20代から70代まで幅広い世代の方が通ってくださっています。お友達やご夫婦でレッスンを受ける方や、出産でゆるんだ体型を戻したいと赤ちゃん連れで来る方もいますよ。
どんな人が通うといいですか?
デスクワークで肩こりや腰痛がひどいとか、なにか不調があって解消したいとか、美尻になりたいとか、ほかのスポーツのパフォーマンスをアップしたいとか、その人にあったレベルでレッスンできます。
ここで身体づくりを教えてもらうと、ふだんから正しい姿勢を意識できるようになれそうです。
身体を整えれば、メンタルも変わりますよ。ポジティブな感情が生まれます。
僕らの家づくりも同じかも。自分の身体や暮らしを大切にすることが、充実した毎日の第一歩かもしれませんね。
SHOP INFORMATION
ピラティススタジオM
オープンは2016年。オーナーの東海林舞さんはBESJピラティスインストラクターのほか、小顔美容矯正士、骨盤矯正士など多彩な資格を持っています。ピラティスの体験はグループレッスン1,500円、プライベートレッスン3,000円。ホームページから申し込みができます。
札幌市中央区大通西18丁目1−36 インフィニート大通り401
090−2875−1900
営業時間/10:00〜20:00
定休日/日曜・祝日